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嬉しいお便りが名取市から

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我が家に一通の封書が届きました。
名取市教育委員会様からです。
教育委員会の方のメッセージと、閖上小学校と閖上中学校の学校だよりと子どもたちのメッセージが同封されていました。
UCHICOLORが2月に名取市震災孤児の学業を支援する奨学金に微々たる金額ですが寄付させていただいたお礼のお便りです。
おもいがけないお手紙を開き、中身を読んで涙が出ました。
実は、私は教育大を卒業後初めて新任教員として受け持ったのが閖上小学校の3年生の子どもたちでした。代替教員として数か月のことでしたが、今でもこの教え子たちの事が忘れられません。そして、「りんごの森」を作ろうと思い立った気持ちにも、閖上への想いがありました。先生とも言えないまだ右も左もわからなかった新米教師と元気いっぱいだった子どもたちとの思い出は一生忘れられないものになりました。今は、その子たちもすっかり大人になってパパママとなり、その子どもたちがまた閖上小、閖上中に通っていると思うと、本当にこのお便りは、宝物でございます。
どうか、震災を乗り越え、哀しみも辛さも心の栄養として育っていただきたいと切に願ってやみません。
そして楽しい夏休みを過ごして欲しいと思います。

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mikiko (08/16 10:09) 編集・削除

閖上小の代替教員後次の年私は蔵王のふもと白石市の小学校に赴任しました。奇しくも同学年。つまり当時4年生の子ども達との出会いです。閖上小の教え子と白石第一小の教え子は同学年ということになります。そして、昨年、閖上小の教え子達白石の教え子達も、「りんごの森」に協力してくれました。その収益ももちろん今回の名取市震災孤児のための寄付に一部あてられています。嬉しいことです。いつか、この教え子たちが、地域の壁を越えて交流できたら・・・と思ったりしています。