今日、東京の私の住む下町では、お祭りがありました。ドジな私はうっかり、その境内で財布を落としてしまったようなのです。
というのは、境内に復興の折鶴を折るコーナーがあって、連れ合いが鶴のおり方忘れたらしく、一緒になって折っていたんですね。
そうしましたら、ふと見上げた所に岩手護国神社に24年4月にそれらの折鶴が送られている写真があったのです。いわゆる盛岡の八幡神社です。昨年からこの境内では、よく折鶴を折って、神楽殿に飾っておりました。震災後からずっと続いておりました。それは知っていたのですが・・・それがまさか、岩手県に送られているとは・・・今日初めて知ったのです。慌てて、バックからカメラやら取り出し写真を撮っていたので・・・多分その時落としたのでしょうね。
それから境内の屋台を呑気に眺め、つい、金魚すくいの中にメダカが一匹まぎれているのに目がとまり、おじさんにメダカとってもらい、お金払おうとして、財布がないことに気づきました。ありゃありゃです。とにかく神社のお隣が交番ですので、そこに訊ねると・・・なんと私の財布が今まさに届けられていたのであります。届けて下さった方は横浜からいらっしゃったという若いお兄さん、彼女がこのご近所だとか・・・本当にありがとうございました。手続きにも長いことおつきあいいただきました。カードとか諸々入っていたので、助かりました。
4年に一度の大祭のこの日、一生忘れられない佳き日となりました。
お二人の上に幸せが舞い降りますように。お名前もわかりません。ご親切なお二人に感謝です。