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クリスマスに想う

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今年もクリスマスの季節を迎えますね。
みなさんは、どんなクリスマスを迎えるのでしょうか?
都会では競い合うようにまばゆい光で包まれキラキラです。みながサンタクロースやプレゼントのことで、ワクワクの季節ですね。
が、私はふと思うのです。
クリスマスは、もっとつつましいお祝いの場であり、祈りの場であったのではないか・・・と。
クリスマスは、ベツレヘム(今のイスラエル、エルサレムのヨルダン川西岸地区)という小さな町の馬小屋に生まれたイエスキリストの誕生を祝うもの。羊飼いが夜空に不思議な星を見つけ、それに導かれて馬小屋へ向かいます。そして東方からもこの不思議な星に導かれ3人の博士が馬小屋へ向かった・・・それがクリスマスの始まりですね。
そして、今、この地域では、地球上でいちばん血生臭い戦いが続いています。
私たちの耳にはごく一部の情報しか入ってこない、不幸なそして不毛な戦争が続いているのです。見上げる空に光る星も月も、私たちが見上げる空と同じ、この土地で、私たちの想像をはるかに超えた哀しみが充満しているのです。
平和とは何か愛とはどういうことか・・・。このクリスマスの日に少し思ってみるのも、良いかもしれません。
サンタクロースは、この戦いの地にもプレゼントを持って向かってくれるのでしょうか・・・?
人の命が消えることは、宗教が違っても、人種が違っても、深い悲しみであることには、違いないのです。
どうか、平和を祈って、今、身近な人と一緒にいられる幸せと命と愛を感じて、クリスマスをお迎えください。

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