記事一覧

りんごの旬とジュースの旬

ファイル 127-1.jpg

日本でりんごの旬がいつなのか?
みなさんはご存じでしょうか?
一般的に秋から冬です。
ではりんごジュースの旬とはいつでしょう?
「りんごの森」ジュースはりんごの旬に合わせて搾ります。
早生りんごと言われるりんごの中でも秋早く収穫されもっとも香りゆたかでジューシーなりんごにこだわっています。
ジュースの製造日をご覧いただければわかります。
9月中旬です。
これが、りんごジュースという加工品の概念を変えると私は信じています。(ちょっと大げさ・・・ですね)
ジュースを搾る者として、他の製品も製造日は必ずチェックするようになりました。りんごジュース製造月が4月、7月・・・「?」です。新鮮なりんごを搾っているとは思えないのです。
さらにジュースには、一斗缶にとりあえず充填して、後日ブレンドして製品化するという手法があります。
一年中いつでもジュースが提供できるようにと・・・一時保存するわけです。
が、そこから瓶など製品として充填するのは少しずつ後日になっていくわけで、製造日はその充填日でよいのです。その事実を私は自分がジュースを搾って初めて知りました。びっくりです。
濃縮還元ジュースにおいては問題外です。輸送コストを考えて濃縮され充填時に水で薄めるわけですね。この水はいったいどんな水を使っているのか・・・わからないのに、果汁100%と表示できるのが、仰天です。
さらに言えば、昨今はりんごの貯蔵技術もあがりました。
今年はお盆前夏の暑い最中に「つがる」りんごが販売されているのをみました。ネットでも。。。8月初旬に国産の「つがる」はあり得ません。極早生と言われるりんごならわかりますが、「つがる」の旬は9月です。ということは、10か月以上も倉庫に貯蔵していたりんごが販売されているのです。。。
特別な処理をするとりんごはパリパリの歯触りだけ残すことができるのです。りんごのアンチエイジング?ですね。

こうして私たちは自分たちが食べる国産のりんごの旬すらわからなくなっているのです。

そういう意味で、「りんごの森」はとても贅沢な搾り方をしているわけです。りんごそのものを食べても美味しい旬の時期に合わせて搾って瓶に充填しているわけですから。なので1年に一度しか創らないし、季節限定なのです。
お飲みいただくと、みなさんまず香りにびっくりなさいます。そのはずです、りんご畑で摘んだばかりのりんごを時期をあけずぎゅっと搾っているのですから(^^)/。
今日はちょっと自慢話になってしまいました。
今年も「りんごの森」ジュース無事に産声あげました。
どうぞ、今年の旬のジュースの味をお楽しみいただきたいと思ってます。