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2012「りんごの森」UCHICOLOR HEART 東松島町へ

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先日、昨年のクリスマスにプレゼントをお送りさせていただいた、仮設住宅へ伺う機会がありました。
私の同級生が勤める高校の文芸部の生徒さん達に同行という形で参りました。
文芸部では、昨年春から定期的に集会所で句会を開いています。その春バージョンですね。
お題は「春風」「桜餅」
私ももう一人の同行者と一緒に、今までにない脳を使って俳句なるものを初めてひねり出しました。
高校の生徒さんたちの一生懸命さがまぶしくて、きっと集会所に集まった方々にとっては、孫か子ども達が訪ねてくれたような雰囲気なんです。
生徒さん達は準備をしつつ、集会所に来られたおばあちゃんの話し相手にもなっているんですね。
また参加されたおじいちゃんは、仮設に訊ねてきたという小学校4年生のお孫さんを連れて、一緒に俳句をひねっておられました。
このお孫さんがまた素敵な俳句をつくるんですよ。
びっくりです。
高校生の方々は、震災直後から、この仮設住宅へ度々足を運び、花壇をつくったり、野菜の栽培を一緒にやって収穫祭を催したり、そして文芸部のように一年たってやっと想いを言葉にできるようになった方々と一緒に俳句をつむぎだすなどの地道な寄り添い方を続けております。
そして、新しい試みとして、その俳句を英語に訳して、青年海外協力隊の方々に手渡したり、他のボランティアグループなどにお渡ししたりしています。
これがまたいいんです。
俳句が英語? でも、十分伝わるんですね。
UCHICOLOR HEARTは、とてもいいご縁をこの高校生からいただいたと思います。
そして、やっと訪ねることができました。
被災地に入ったのは、昨年の山元町の植樹に続き、2回目です。
温かい小さな活動に心からのエールを送りたいです。

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