コロナ禍で迎えるクリスマス
2020年12月23日(水)
この1年で変わってしまった世界。
私たちは、立ち止まって様々な事に想いを巡らせる。
生き物として、人間として。
全てのことに「遊び」(余裕・ゆとり)がなくなっているように感じます。
無駄なこと、おせっかいなこと、効率の悪いこと・・・が除外され、みな耳を塞ぎ風の音を聞こうとはしなくなり。目はデジタルなビジュアルに釘付けで移り行く風景をみようとはしない。味も嗅覚も刺激の強い物にしか反応せず、微妙なニュアンスを感じることができない。
自分の替わりに危ないこと怖いこと汚いことを全て誰かに押し付け、自分だけの享楽と欲望だけに支配される。
そんなほの暗い将来に不安を覚えたりします。
が、そんな理不尽で殺伐とした世にも、新たな小さな希望の芽吹きがきっとあると思いたいのです。まだ捨てたものではないと、よろよろとでも立ち上がり歩んで行きたいのです。